スーパーマーケットの
生鮮食品売り場で、
必ずといっていいほど目にする果物、バナナ。
値段も安く、手軽に味わえるので、
朝食やおやつに欠かせません。
バナナには、
体のむくみを解消する栄養素である
カリウムが豊富に含まれています。
また、食物繊維も豊富なので、
整腸作用があるといわれています。
日本でよく目にするバナナの産地は
主にフィリピンやメキシコなどが多いのですが、
ここ、沖縄では、
県産のバナナをよく見かけます。
しかも、この沖縄県産のバナナ、
たくさんの種類があり、
それぞれ味わいに違いがあって
とっても面白いんです。
沖縄県内で生産されている主なバナナ品種一覧
(1)島バナナ
小笠原を原産とする品種。
一般的なバナナと比べて半分くらいのサイズ感。
キウイのような酸味があり、もっちりとしています。
(2)アップルバナナ
ハワイを原産とする品種。
一般的なバナナと比べて太く、皮が薄い。
長さは3分の2くらいのサイズ感。
名前の通り、アップルのような
爽やかな酸味と甘みがあります。
(3)アイスクリームバナナ
東南アジアを原産とする品種。
一般的なバナナと比べて太い。
長さは3分の2くらいのサイズ感。
名前の通り、バニラの風味のする
アイスクリームのような味わいのバナナです。
常温でも美味しいのですが、
冷凍庫で凍らせて
バニラアイスクリームのようにして
食べても美味しいです。
(4)モンキーバナナ
フィリピンを原産とする品種。
一般的なバナナと比べて半分くらいのサイズ感。
島バナナと似ていますが違う品種になります。
酸味もありますが、甘みが強く、
県産バナナの品種のなかでも
一般的なバナナと味わいが似ています。
(5)ナムワバナナ
タイを原産とする品種。
一般的なバナナと比べて半分くらいのサイズ感。
フルーティな香りがして甘いのですが
青リンゴのような爽やかな酸味もあります。
(6)三尺バナナ
中国南部・東アジアを原産とする品種。
地面から三尺の高さ(約90cm)に
実が成ることからこのような名前がついたようです。
一般的なバナナと比べて半分くらいのサイズ感。
甘味と酸味のバランスがよく、
バナナらしい味わいを楽しめる品種です。
私がこれまでに訪れた
ファーマーズマーケットで
県産バナナの品揃えが豊富だったところは
ファーマーズマーケット南風原
「くがに市場」でした。
お近くにお立ち寄りの際は
ぜひとも寄って
バナナ売り場をのぞいてみてください。
沖縄の熱い太陽の下で
熟れすぎて食べ頃を逃してしまわないように、
バナナは、クーラーボックスに入れて
持ち運ぶのがおすすめです。
ここ沖縄では、
日常では味わえない
珍しく美味しい果物がたくさんあります。
新しい発見と刺激を得ることで、
気分転換にもなり、
幸せな気分になれるはずです。