みなさんは
嫉妬をしたり、
または、されたりしたことはありますか?
嫉妬とは、
他人をうらやましく思い、
嫉み、妬む感情のこと。
その感情の影響で、
卑屈になって塞ぎ込んでしまったり、
怒りを感じて他人を攻撃してしまったりと、
自分にも、他人にも、
悪い方向に作用してしまうパワーのこと。
人は、どうして嫉妬をしてしまうのでしょうか…。
劣等感やコンプレックス、
孤独感や寂しさ、
自信のなさ…。
そんなネガティブな要素が、
他人にはあって、
自分にはないものに
意識をフォーカスさせてしまうからでしょうか。
視野が狭くなり、
価値や意味、目標を見失って、
自分の軸がブレてしまったとき、
その隙を狙って
流れ込んでくる負のパワー。
それが嫉妬。
自分の中から湧き出てしまう嫉妬に
飲まれないようにするには、
自分軸をしっかり持つことが大切です。
他人にはあって
自分にはないものが見つかったときには、
それを新たに生み出し、
自分にも追加装備できないか、
試して努力してみる。
または、ないものを嘆くのではなく
その代わりに、
今の自分にあるものに注視して
その良さをさらに伸ばそうと、
標準装備を増強してみる。
他人にあって、自分にないものに対して感じる
憧れや悔しさをバネにして、
自分にプラスになる行動ができるよう、
自ら感情をコントロールして行きましょう。
それから、
自分軸は、他人から自分へぶつけられる嫉妬を
跳ね除ける場合にも必要です。
自分らしい自分でいるための
確固としたアイデンティティ、
ものごとをはっきりと判断できる広い視野と強い意志、
関わる人たちへの厚い感謝の気持ち…。
他人に嫉妬されていることになんて
全く気づけないくらいに、
自分の芯を強く真ん中に保って、爽快に生きる。
ただ、そこから見える気持ち良く開けた視界にも、
たまにコバエが飛び込んで来ることがあって、
少しだけ煩わしく感じることがあるかもしれません。
理不尽な嫉妬の感情をぶつけられて
不本意に汚れてしまったら、
いつでもここ、沖縄の海で
洗い流してみてください。
熱い太陽と、青い空の下に佇む
透き通ったきれいな海水の、
この沖縄の海で。
海水が含む塩には、
浄化作用があるとされています。
みなさんご存知の使用方法では、
たとえば、
料亭の軒先に盛られた塩や
お葬式後の帰宅時に体に振りかける塩、
力士が怪我をしないよう土俵に撒いて清める塩
などがありますが、
これらはすべて、邪気を払い浄化する
という意味が込められているのです。
泳ぐための装備を身につけて
頭から足先まで、
海に浸かってみてください。
視界の片隅に付いた邪魔な黒い点が消え、
心も体もふわっと軽くなって
身が清められた感じがするはずです。