みなさんは、
キャンプをしたことはありますか?
森林や海、川などの近くで
自然に囲まれて過ごすと、
とても気持ちがいいですよね。
普段とは違う居住空間で過ごす時間は、
新しい発見があり、
気分転換にもなります。
芝生の上にテントを張って、
キャンプ用のエアマットや
寝袋などの寝具を持ち込み、
ランタンを天井にかけて…。
テントの横には、日よけのタープを張って、
その下に、キャンプ用のテーブルとチェアを配置して、
調理器具を準備して、食材を取り出し、
BBQをして楽しんでみる。
そして、夕食が済んで、
日が沈み切る前に
火をおこして
焚き火をはじめてみませんか?
キャンプという機会がなければ
焚き火をすることって
あまりないのではないでしょうか?
キャンプファイヤーのように
大きく焚き上げる炎ではなくて、
こじんまりとしたサイズ感の炎の周りに
それぞれのチェアを寄せて集まる。
焚き火の炎を囲み、
ゆったりと語らい合う。
キャンプのひとつの醍醐味でもある、焚き火。
ぜひ試してみて欲しいんです。
実は、焚き火は、
森林浴、海水浴などで得られる
心身への良い効果と
同じような効果が得られるといわれています。
まず、焚き火の炎のゆらめきを
見つめてみてください。
人間は、ゆらめいているものを見ると、
脳からα波という脳波が出るため、
リラックスした気分を感じられるのだとか。
そして、
焚き火の炎の光が届くところまでの
限定的な空間で、
お互いの表情や
そこから読み取れる気分、
お互いの存在を密に感じながら語らうと、
心理的な距離も近くなるため、
親近感が増してきます。
大昔、
人間は、炎をおこす能力を得たのち、
食事をするときは、
現代のような食卓ではなく、
炎を囲んでいました。
日が沈んだ後に灯される炎は、
手に入れた食物を温かく調理してくれるうえに、
外敵から家族を守ってくれていました。
現在の高度化した豊かな生活環境で、
直接的に炎を扱うことは
ほとんどなくなりましたが、
炎は、おこして、囲んで、見つめることで、
私たちに安堵感をもたらしてくれるのです。
一日の終わりに見つめる炎がもたらす、
人間らしく過ごすことの充足感。
ここ、沖縄の星が明るく輝く夜空広がる海辺で
キャンプや焚き火をして、
日々の疲れを癒すリトリートで、
リフレッシュしてみませんか?