コロナ禍がもたらした
パラダイムシフトがやや定着し、
次の新たなライフスタイルが模索されている、
そんな潮流がやってきています。

手指のアルコール消毒や体温測定の習慣は
未だに引き継がれているものの、
マスクは顔から外され、
ワクチンの無料接種サービスは終了し、
飲食店の営業時間は通常に戻りました。

在宅ワークは終了して
オフィスで同僚と顔を合わせ、
時間差出勤は解消され、
見知らぬ赤の他人と
満員電車に乗り合わせる毎日が戻ってきました。

まるで、コロナ禍なんて無かったかのような
日常が取り戻されつつあります。

この、なんとなく既視感のある
新しい流れに自動的に乗り継いでいくのか、
または、新しい流れにすら気がつけずに
流されて過ごすのか、
あなたはどんな風に捉え、
どんなモチベーションで
日々の生活を過ごしているのでしょうか?

私は、コロナ禍がきっかけで
普及したリモートワークによって、
どこにいても仕事ができる環境が整ったため、
沖縄に移住しました。

歩いているだけで
ぶつかるような人混みのなかを
出勤する必要が無くなり、
仕事は在宅で対応、
休暇はのんびりと海で過ごしています。

コロナ禍が収束したからといって、
またあの息苦しい大都市での生活に
戻りたいとは思えません。

コロナ禍は、
甚大な被害を生んだ災害ではありましたが、
それをきっかけに、
これまでのライフスタイルに
染み付いていた固定観念を
取っ払ってくれました。

あなたも、
通常の生活に戻りつつある今だからこそ、
自分らしい新たなライフスタイルについて、
立ち止まって考えてみませんか。

頭の中をリセットし、
胸の中の空気を入れ替え、
自分自身とじっくり向き合う、
そんな内省の時間を過ごしてみませんか。

今、自分は何を求めているのか。
自分が本当にしたいことは何か。
自分はどうありたいのか…。

自分自身について深く考え、
素直な自分の心の声に
耳を傾けてみます。

すると、理想の自分と、
今、ここにいる自分とのギャップが
浮かび上がってきます。

どうして、そのギャップがあるのか。
そして、そのギャップと、
どう向き合っていきたいのか…。

そして、そのギャップと、
今のありのままの自分とともに
どのように幸せになっていくのか。

そのために
すべきこと、すべきでないこと。
やりたかったことや、やってみたくなったこと。
やりたくないこと。

周りの環境や他人の価値観にさらされても、
ブレずに自分の価値観のもとに
取捨選択する時間。

コロナ禍がようやく収束の兆しを見せ、
また自由に飛行機に乗って
海を越えた場所に
旅ができるようになりました。

青い空、青い海に囲まれた
開放的な場所、ここ、沖縄で、
今だからこそ、
思い切って休暇をとり、
自分を見つめなおす時間を
つくってみませんか。

広い海辺の空間に座り
南の島の太陽の光と、
優しい潮風に当たりながら、
今の自分を解放してあげてください。

一度しかない人生で、
思う存分幸せを感じて生きていくために、
今だからこそ、
そのための時間をとって、
セルフリトリート、してみてはいかがでしょうか。

Bio

acari(あかり)

海、山、自然大好き人間。スキューバダイビングではよく沖縄本島で潜っています。