忙しい日常から一息ついて。時間の流れに身を委ね、心も体もデトックス
那覇空港に到着後、早速リトリート沖縄のレンタルショップへ。那覇から近くておすすめのキャンプ場を聞いたところ「北名城ビーチ」とのこと。早速、キャンプ道具や海で遊べそうなものをいくつかレンタルして、いざ出発!車で30分走って到着した北名城ビーチは、人が少なく自然のままの雰囲気で…ここならのんびり過ごせそう。まずは、リクライニングチェアを車から引っ張り出して、ふ〜っと一息。太陽のあたたかさを全身で浴びながら、波の音や鳥のさえずりに耳を傾ける。都会にはない、何もないゆったりとした時間が流れていく。・・・気がついたら30分も寝ていたらしい。目を開けたら青い空に美しいビーチが広がって思わず笑顔になる。
さあ、買い出しでも行こう。
北名城ビーチから車で10分の「糸満市場」へ。活気あふれる市場に沖縄の新鮮な野菜や果物、海産物が所狭しと並んでいた。今まで見たことのない野菜、カラフルなお魚たち・・・まだまだ知らないことがいっぱいあるんだな。どんな味がするか試してみようかな。
テントを設営して、日が傾いてきた頃にレンタルしたSUPで海に出る。
広い海に沈んでいく夕日を眺めていると、
自分の抱えている悩みなんかちっぽけなものだな、と思えた。
浜辺にある流木と石を組んで焚き火台に。
少し火をつけるのに苦戦したけど、火がついた瞬間の達成感といったら。
焚き火の心地よい音を聞きながら、海で冷えた体をあたためる。
本物の火って、こんなに暖かいんだ。
いよいよ暗くなってきたので、グリルでBBQ。
沖縄産の肉、魚、野菜。ただ焼いただけなのに、なんでこんなに美味しいんだろう。
一口食べるごとに素材の香りと旨みが口いっぱい広がって、生きている幸せを感じた。
ごちそうさまでした。
火を消して、ふと空を見上げると息を呑むような星空が広がっていた。
前に空を眺めたのはいつだったか、思い出せない。
ぼーっと空を眺めていると、空に包まれている感覚を味わえた。
そういえば、砂浜の柔らかさ、あたたかい海風、時折鼻をかすめる磯の香り・・・昼にはあまり感じられないことが、夜はなぜかよくわかる。忙しい毎日で鈍っていた、人間としての五感を少し取り戻したのかもしれない。
翌朝、波の音で目が覚める。今朝はいつもより頭がスッキリしてるかも。
早速、海に向かって座り、自分なりに瞑想してみる。
目を閉じてゆっくり深呼吸、誰にも邪魔されない、自分だけの時間。
日々の喧騒やスマホから解放されて、自然に身をおいたら心と体がスッと軽くなった。
1泊2日とは思えない充実感。自分でやりたい様に決められる自由さ。
時間が空いたらまた沖縄に来ようと決めた。