
食事をするとき、私たちはどこまで「食事時間」に心から意識しているでしょうか。
忙しい日々の中では、空腹を満たすことが優先になり、
気づけば“何を食べるか”よりも、
“早く食べること”に意識が向いてしまうこともあるかもしれません。
沖縄は少しずつ日差しが強くなり、空気に湿り気が混ざりはじめる頃。
その日の風や雨、光の違いによって、届く食材はどこか違って見えることもあります。
そうした自然の小さな変化に触れていると、
「今、この瞬間のものをいただいている」という感覚が、
自然と深まってくるのでは?と感じます。
季節のものをいただくというのは、
ただ“旬で美味しいから”という理由だけではなく、
その時期の自然の流れに、自分の身体をそっと重ねていくことでもあります。
たとえば、少し苦みのある葉野菜。
これは、これから湿度や暑さが増していく季節に向けて、
身体をやさしく整えてくれる存在でもあること。
特別な食材に対する知識がなくても、
「なんとなく今これが食べたい」と感じる感覚は、
きっとこの時期ならではの自然と繋がっているサインだと私は思います。
”食事をゆっくり噛んで、味わう。”
それだけで、身体の奥にすっと入ってくるような感覚があります。
「命をいただく」という言葉は、少し大袈裟に聞こえるかもしれないけど、
本当はもっと日常の中にある、やわらかな実感なのかもしれません。
自分が食べているものが、どこで育ち、どんな時間を経てここにあるのか。
ほんの少しだけ考えてみるだけで、その一口の重みや、温かさが変わってくるのでは?
忙しい日々の中では、つい後回しにしてしまう食事の時間。
でもその時間こそが、自分を整えゆっくり向き合う時間にもなると考えます。
少しでも、捉え方を変えるだけで、
毎日の食卓はきっと、今より深くてあたたかい場所になるはずです。
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レンタルも行っています。ぜひ、ホームページも覗いてみてください。
